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タイトル名 |
ミッドナイトイーグル |
レビュワー |
ちょびさん |
点数 |
2点 |
投稿日時 |
2007-12-04 21:09:10 |
変更日時 |
2007-12-04 21:09:10 |
レビュー内容 |
壮大なスケールで描く山岳サスペンスアクション? それとも、リアルラジヲの時間? ど素人が元々の脚本を強引に変更したような無茶苦茶で一貫性の無いストーリーと、山をなめきった俳優とスタッフ陣による噴飯ものの冬山描写、アルピニストや自衛隊員が見たら憤死するんじゃないかと・・・。 もうとにかく山方面では全く見るべき場面が無い。 20年は登り続けているとか吹く割りに全ての装備は新品で、ぴかぴかに輝くアックスを打ち込む姿は素人丸出し、今まさに暖かいところから出てきました感じの服には雪もついてなくてピカピカ、山に2日も篭ってるのに綺麗な顔してる俳優陣に無精髭や雪焼けはトンでもない!? 吹雪でヘリも飛べないという割に、積雪少なくてラッセルないしー、吹雪いてるシーンもなし。まぁとにかく山男2人が全く雪山に馴染んでなくて、山から浮きまくってる。もうそれだけでもかなりのダメ加減。 雪山だよ?鼻水が凍って何ぼ、汚い顔で何ぼ、しょんべん凍って何ぼの世界だろ。八甲田山でも観てこいと。 シリアスを目指してるのにコント程度の作りで浮きまくり、全体に全く信憑性がない。 敵のテロリストが非武装の2人のテントを襲撃するのに遠距離からの狙撃するのは許そう、そのわりに自衛隊はあっという間に全滅するのも許そう、助けられた吉田栄作が「君たちが声を掛けてくれなかったら全滅していた」とか実際に全滅してるのに言うのも、雪山迷彩の自衛隊やテロリストを先に発見するのは主人公なのも、飛行機が落ちても爆弾が無事なのも、爆撃機内にタイマー式の起爆装置があるのも、都合よくバッテリーのコードが見つかるのも、突然CCDカメラで双方向通信できるのも、トマホークでピンポイント攻撃する座標はどうやってとかも、そんな細かい部分はすべて許しても、「総理です」という総理の嘘っぽさが許せなかった。 壮大なスケールで描く馬鹿映画一見の価値あり。
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