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タイトル名 |
王立宇宙軍 オネアミスの翼 |
レビュワー |
エスねこさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2006-06-24 01:58:52 |
変更日時 |
2006-06-24 02:09:58 |
レビュー内容 |
思うんだけどコレ、そんなにいい映画か~? ラストのサプライズを含めてSFとしては極めて普通だし、そもそもこのレベルで世界を作り込んでくれていないとレベルの低いツッコミで世界が崩壊してしまう。 オイラはこの映画をSF標準作と見ています。「人を愛する」ように訓練された映画人には脳の使い慣れていない部分の筋肉を酷使する事になる映画。人よりも「世界」を愛する観客に向くでしょう。
あと、ネタバレになりますが…。 初見の時、クライマックスで交わされる各国の言葉がヨーロッパ諸語の語素を基にしてい(るように聞こえ)て、その情報吸収力に感動したのですが、ゼネラルプロダクツにいた友人の話では“オタキング”で有名だった某社長が「こーゆー適当なのは俺に任せろォ!」とノリノリで買って出て、意味不明の外国語をスクリプティングしたんだそうな…このエピソードはちょっとショックだったっす…異世界構築に全てを賭けた作品だと思ってたんだけどねー。 完全に構築された異世界が見たいなら、本作よりOVAの「オーガス2」がオススメ。敵国の言語体系までが全て「設計」されています。あっちはちょっとビビるな。 ●追記:あ、でもクライマックスの「ここでやめたらオレたちただのバカじゃねーか」はいろんな場面でよく口にしますね。我が身の血となり肉となっている映画なのは間違いない。愛してはいますよ。 |
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