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タイトル名 |
下妻物語 |
レビュワー |
エスねこさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2008-01-03 15:34:37 |
変更日時 |
2008-01-03 15:42:38 |
レビュー内容 |
とりあえずまだ「やっと観終れたよ〜ん」ってだけ。2年かかったな…。 先月、猛烈に近世美術史にハマってたおかげで、ほとんど復習のような気分で鑑賞しました。ちなみに年末は忘年会が続いて2週間ほど不義理をしてしまいました、申し訳ありません青山先生(完全意味不明)。 なぜロココが百科辞典とフランス革命を産み出せたのか、その精神は現代にどう受け継がれているのか、またなぜ日本ではフランス式の革命が起こらなかったのか…画面からそんなモノばっか拾ってました。意外に奥が深くて、底なしのように大きくシンボリックな画。「誰が自分を司っているのか。神か? 社会か? 金か?」という命題に対する、西洋と東洋の意識の差。そういうもんが写ってましてね。 …え? それはオイラの目が悪い? いやいや、これは田舎道とレース模様がコラボした大きな成果でしょうよ。監督が意図したモノとは違うだろうけどさ。 低得点の理由は「大仏の下で泥だらけになった桃子が泣かなかった」、ただその一点だけ。原作付だから仕方ないのかも知れないけど、あの一点だけで致命的にダメな映画になりました。
まーこれはコメンタリーもしっかりチェックしてから後日レビューだなー。 |
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