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タイトル名 |
善き人のためのソナタ |
レビュワー |
のりもちあつあつさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2008-01-27 19:39:19 |
変更日時 |
2008-01-27 19:51:54 |
レビュー内容 |
ヴィースラーの、感情を押し殺した演技がすばらしかった。ストーリーも無理なく無駄なく、最後はウルッときました。味気のない彼の人生が、苦悩の中でも色を失わない人たちと交わり、それを生かすことによって、一瞬でも感情を取り戻そうとしたのでしょう。社会主義は末期的だって、彼も知っていたんです.きっと。なんでドライマンはヴィースラーに声をかけなかったのか、疑問に思ったものの、最後の一言で救われました。壁の崩壊から何も書いていなかったドライマンは、ヴィースラーを見てまた息を吹き返したのねえ。。。無味乾燥と思われた彼の人生もそのとき初めて人の息吹を感じたのでは。うるうる。一つ?なのは、題名にもなってるあの”ソナタ”。。。決め台詞言わせるためだけの小道具かい?むしろタイプライターのほうが活躍してたじゃん。。。ヴィースラー役の方はあの映画の直後になくなられたということで、ほんとに残念です。 |
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