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タイトル名 |
女吸血鬼 |
レビュワー |
なにわ君さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2008-10-12 01:27:38 |
変更日時 |
2008-10-16 01:08:16 |
レビュー内容 |
モノクロの古い邦画の吸血鬼映画。とある名家の奥さんが20年ほど前に行方不明。そしてその娘の誕生日に突然、ふら~っとあらわれる。その後、その娘の周りでは奇怪な男の影が。ってゆう内容。もちろん吸血鬼が絡んだ話。まー、話的には、天草四郎なんかが絡んだりして、日本の歴史感もあって、日本なりの吸血鬼像がうまく表現されているとは思う。吸血鬼の子分も、ちっこいおっさん、白髪の老婆、裸の巨漢と、結構ビジュアル的にもインパクトがあり、吸血鬼自身も悲劇的な存在で、太陽は平気で月で苦しみながら醜く変身など狼男的な独自の設定で雰囲気は悪くない。ただ、役者の演技がひじょうーに軽いので、全然重厚感も悲壮感もないのが残念。娘の彼氏が誕生日に遅れてくるのだが、娘が、なんで遅れてきたの~ってゆう問いかけに、いや~、途中で女の人をひいちゃって、でも、その人が消えちゃったんだ~、あははは、ってゆうありえないほど軽いノリ。それをうけてみんな何も気にしない。いや~、かるいね~。娘の母が20年ぶりに昔の若さのまま帰ってきても、一応、みんな、驚くのだが、なんか、かるいんねんな~。吸血鬼もその子分も、なんか全然弱いし。だから、リアリティーとか怖さとかは全然ないし、今観れば、色々つっこめる演出がいっぱい。でも、ストーリーと雰囲気は変な味があるので、最後まではそれなりに観れました。 |
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