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タイトル名 |
バスケット・ケース |
レビュワー |
なにわ君さん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2005-01-07 23:58:34 |
変更日時 |
2005-01-12 00:23:41 |
レビュー内容 |
この映画がカルト的な人気があるのもうなずけるわ。B級でチープなのに、異様な雰囲気がでてる。しかも物悲しくもあり、おぞましくもあるねん。そのうまいバランスの上に変なリアルさが乗っかってる感じ。でも観賞後は、すんごく疲れた。エネルギーすいとられたみたいやねん。ストップモーションで描かれるショボイ造詣の兄貴ベリアル、でもなぜかインパクトがあって、ほんまに生きてる感はかなりでてるし、そしてその兄貴を観てると、怖いのにせつなくなってくる。異形であるがゆえの悲劇、何が正常で何が異常かをちょっと考えてもーた。タブーを平然とホラー仕立てにしてるところがまたショック度大。ただ、これ、パート2、3と行くほどベリアルの造詣のリアルさに反比例して馬鹿映画になってくねん。3なんて確実に確信犯やし。1の悲しみとおぞましさの不気味な雰囲気は皆無。同じ監督やからストーリー繋がってるのにもかかわらず。別な意味でエネルギー吸い取られてまう。とにかく、この一作目はB級カルトムービーそのものやけど、変なオーラの出てる奇跡的な怪作やと思う。でも二回は観れへん。 |
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