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タイトル名 |
キャリー(1976) |
レビュワー |
なにわ君さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-08-16 04:02:44 |
変更日時 |
2005-08-16 04:04:46 |
レビュー内容 |
実は今まで観てなかってん。結末は知ってるから退屈かな~って思ってたら、意外と引き込まれた。最初、キャリーはほんまキショイ。イジメの陰鬱さや母親がキモイのもあいまって、前半からえげつなさ全開。ところが、途中能天気な青春コメディータッチなノリになってゆくねん。これが、この映画のさらにキモイとこ。で、その後プロムに誘われた時のキャリーは、最初のキショさが嘘のようにかわいくなってるねん。すごいわシシー・スペイセクってゆう役者さん。そして監督。恋すれば誰もがキュートになるってのが観ててよーわかる。でも結末知ってるやろ?だから、幸せそーにしてるるキャリーを見れば見るほど、ドンドン不安感あおられて、悲しさこみ上げてくる。展開を知ってるがゆえのせつなさ。「火垂るの墓」で冒頭から泣いてまうのと一緒。で、例のアレが起こるねん。ただ、このシーン、観る前は復讐のカタルシスを得られるんかな~って思ってたけど、違ってたわ。それよりただ悲しくせつなかったわ。全体的にはせつない青春ホラーって感じやわ。超能力使うときの一瞬の音響効果がオレは怖かったな~。 |
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