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タイトル名 |
大いなる陰謀 |
レビュワー |
crushersyuさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2008-04-19 16:36:47 |
変更日時 |
2023-11-10 10:35:51 |
レビュー内容 |
この映画の本質を大きく誤解させる邦題をつけた配給会社こそがLamb(愚鈍)である。 いったいこのストーリーのどこに「陰謀」があるのだろう? タイトルが持つ深長な意味をすべてぶち壊し、このシンボリックな劇がもつメッセージを 決して伝えることのない愚かな邦題はあまりにも惜しい。
それはともかく、この物語で誰がライオンで?そして誰が羊か?? それは見るものの視点、知識、理念、そして「感性」に答えがあるのだろう。 2大政党政治、報道リベラリズム、そして政治的(宗教)原理主義者たち これらのタームが皮膚感覚で理解できなければ、面白くはない劇だろう…。
エンディングは「ストン↓」と投げ出される、 未来の獅子、いや、間違いなくすでに若獅子であるタッド(Todd)の心象をつうじて、 観客にストーリーの参加者として考えるべきテーゼを渡されて終わる。 これは対話する映画である、だから僕はこの劇を大きく支持する。 |
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