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タイトル名 |
カサンドラ・クロス |
レビュワー |
映画小僧さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2004-03-15 17:24:32 |
変更日時 |
2004-03-15 17:24:32 |
レビュー内容 |
公開当時「心あるパニック映画」という宣伝コピーにつられて観に行きました。大阪の北野劇場と言う大きな映画館で、正月作品の中でも特に注目作でした。しかし、観ていても、はて?心あるとはどういうことかいな。の疑問ばかりであまり楽しめず。パニック映画といっても視覚的な怖さ、危機感は鉄橋から落ちるクライマックスまではおとなしく、むしろ細菌に騒然となる人間の状態を指しているのが分り、このへんが今までのパニックものと違うのかな?などど考えたり。確かに渋めのオールスターキャストで描かれる見所のある映画ですが、走る列車の疾走感、閉じ込められた閉塞感、鉄橋までの時間の緊迫感などが非常に乏しいと感じました。出演者達のアップや苦悩ばかりでは、それらの要素を満たすのは難しいのでは。最後の鉄橋もミニチュアと分かってしまう作りでは、盛り上がりに欠けますし。題材的には美味しいので、リメイクしても面白いのでは。舞台を宇宙にして。なんて勝手な感想で申し訳ない。 |
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