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タイトル名 |
A.I. |
レビュワー |
映画小僧さん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2004-02-24 01:15:57 |
変更日時 |
2004-02-24 01:15:57 |
レビュー内容 |
ロボットがロボットであることを否定すれば、何が残るのだろうか?(人間が人間を否定しても同じ)機械の体。感じる心も冷たい機械。でも、人間に憧れる。人間の母親に憧れる。「愛情を受ける対象」に憧れる。叶えられないむなしさを、2時間あまりの中に詰め込んで、観ていてつらくなる。ロボットとしての自尊心や誇り、そういったことを謳った方が前向きな気がするのですが。 主人公の「人間になりたい」という苦悩よりも、鉄腕アトムがロボットと人間の共存(互いを認めあう、互いを信頼しあう)の為に苦心する姿のほうが胸を打ちます。アニメーションと比較しても、とは思うのですが、手塚治虫は何十年も前から、こうした題材を取り上げていたので、今、改めて映画として訴えられても、という感じがどうしてもしてしまいます。 |
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