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タイトル名 |
E.T. |
レビュワー |
映画小僧さん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2004-03-03 11:30:56 |
変更日時 |
2004-03-03 11:30:56 |
レビュー内容 |
S・スピルバーグって天才!と思った映画です。(誤解を承知で言うなら、後にも先にもこれを越える作品をスピルバーグは撮れていないと思います)満月を背景に、自転車で飛んでいるシルエットだけで、これはもう名作!と信じて疑わなかった公開前。ロードショー当日に並んで観た時の興奮は、今も忘れられません。E.T.との出会い、かくまう兄弟達の絆、複雑な家庭事情、E.T.に昔から会いたいと願っていた研究所の偉いさん、これらの材料がうまくミックスされて、クライマックスへ流れる展開は、見事の一言。自転車で逃げ回り、別れの森に着き、おそらく永遠のさよならになるであろうE.T.とエリオット。「僕はここにいるよ」のあのひとさし指が示す友情は、性別とか国とか、宇宙とかそんなもの関係なく「大切なもの」であると教えてくれました。20才の時に観て、おいおい泣いていた自分ですが、40才になってもおいおい泣いています。この映画の涙はもの凄く幸せになれる涙です。
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