みんなのシネマレビュー
許されざる者(1992) - 映画小僧さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 許されざる者(1992)
レビュワー 映画小僧さん
点数 9点
投稿日時 2004-03-15 10:00:06
変更日時 2004-03-15 10:00:06
レビュー内容
人生の黄昏時の男を美しくも切なく描いた西部劇です。昔はアウトローだった主人公。今では飼っている豚の体調を気にしている始末。それも泥だらけになりながら。子供もいる。生活もそんなに楽じゃない。かと言って這い上がる道もない。そこに、舞い込む金儲けの話。賞金首を討つという、手を洗った世界に再び身を投じることに。若くなく、射撃の腕前も馬に乗る事も軽快にはいかない。人生の残り火を絶やさないように生きて来た男が、その火をまた大きくする賭けに出ます。仲間を集め、目的を果す為に町に乗り込む・・・。この映画は西部劇という形をとった男の再生物語にも見えます。古い仲間との友情、若造との世代間のギャップ、さらに何が「悪」で何が「正義」なのかという葛藤。
人を殺す、その行為の重さ、主人公が壮絶なガンファイトを見せるラストには痛々しい感情が沸き起こります。それはまた「銃」の怖さも感じさせ、まっとうな社会を歩いてこなかった主人公のガンマンとしての終焉を描いています。人生の再生を謳い、男としての生き方を謳い、気高くもはかない存在の主人公。ラスト、夕景の中たたずむ寂しげなシルエットは、様々な事を観ている者に考えさせてくれます。イーストウッドでしか撮ることの出来ない素晴らしい映画です。
映画小僧 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2009-12-14宇宙戦艦ヤマト 復活篇52.58点
2009-09-0120世紀少年 -最終章- ぼくらの旗44.41点
2008-06-25ザ・マジックアワー96.69点
2008-05-07相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン84.80点
2008-04-07クローバーフィールド/HAKAISHA76.47点
2008-03-11ガチ☆ボーイ96.90点
2008-01-05ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記85.50点
2007-12-15クローズZERO96.06点
2007-11-07ALWAYS 続・三丁目の夕日97.15点
2007-11-07バイオハザードIII74.74点
許されざる者(1992)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS