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タイトル名 |
ザッツ・エンタテインメント |
レビュワー |
映画小僧さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2004-03-25 16:17:04 |
変更日時 |
2004-03-25 16:17:04 |
レビュー内容 |
親父が1人で観に行ってゴキゲンになって帰って来た映画です。「くやしい」気持ちで自分も劇場に行くと、まず、お客さんの層の広いことにびっくり。親父の年代はもちろん、その上をいく人も、おっと若い人も交じってるやないの。と横を見れば小さな子供がちょこんと席についてて。お客さんの顔を眺めているだけで、上映前にもかかわらずこの映画の良さが伝わってくるようなそんな気がしました。さて、本編。「雨に唄えば」や「巨星ジーグフェルド」「オズの魔法使」「風と共に去りぬ」など、MGM映画の名場面が続くこと続くこと。G・ケリー、F・アステア、J・ガーランドなどの名優達の踊りと歌のうまいことといったら。ああ、リアルタイムで観られるわけもなく、噂とスチール写真でしか拝見出来なかったものが、今目の前で「動いている」幸せ。なんなんでしよう。この至福は。圧巻なのは水着の女王、E・ウィリアムズ。ため息というか、何と言うか。スペクタクルの極みといった印象を受けました。1場面でこんなんだから、本編なんか観たら気絶するんちゃうかな。これはもう文化遺産です。古いとか新しいとか関係なく、映画が成し得た、また映画でしか成し得なかった貴重な貴重な記録の産物です。良いものは良い。劇場を出た後、パンフレットを擦り切れるほど読みました。眺めました。大画面で観れて本当に幸せでした。 |
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