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タイトル名 |
ボーン・アイデンティティー |
レビュワー |
映画小僧さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-03-08 16:54:22 |
変更日時 |
2004-03-08 16:54:22 |
レビュー内容 |
主人公の自分探しに付合わされるのだが、その主人公に魅力がなければ観客は付いていこうとは思わない。TVの宣伝で、主人公が何者であるのかは、大体察しが付くので、あとはいかに魅力的にみせるか、観客の賛同を得るかにかかっているのだが、自分的には引き込まれました。マット・ディモンを認知しているかどうかで、この映画の評価は変わってくると思います。新しい試みを感じたのは、舞台がヨーロッパであること。アメリカみたいに、カラッとしていない地で、いかにアクションを展開させるか。その試験的演出に1点プラス。逃げる前に、地図を取り出して見るという行為も、「そうやね。知らん土地で、いきなり車走らせるのもねえ」と、納得します。しかし、面白いと感じるのもそこまでで、役者の強味で見せ通すには、アクが弱いなあと思うし、ヒロインと結ばれるのも読めているし、クリス・ク-パーの演技も型にはまっていたしで、後半はちとメリハリに欠けました。マット・ディモンが肉体を鍛えて臨んだというのは見事。ただ、パンチが足りなかった。 |
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