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タイトル名 |
風と共に去りぬ |
レビュワー |
映画小僧さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-03-08 19:25:33 |
変更日時 |
2004-03-08 19:25:33 |
レビュー内容 |
中学生の頃、TVで初めてこの映画を観た。もの凄いスケールだな、圧倒的な映像やな。と、感心することしきり。そこで、原作本を購入。あまりの分厚さにたじろぐも、読破する決意のもと、頁をめくるが、映像の刷り込みがされているため、主役の顔、傍役の顔がすべて映画と同じ。そのせいで読みやすかったと言えば読みやすかったのだが。やっと読み終えたのが年末の31日。(約3ケ月)よく、あっと言う間でした、とか、夢中になって夜が明けたのもわかりませんでした、という書評を見るが、自分にとってこの本はそういう本ではなかった。何故なら、これは恋愛小説だからである。(苦手なジャンル)時代が南北戦争というドラマチックな背景のため、普通に恋する身分でも充分ドラマになるのに、大きな名のある良家の娘ともなれば、(性格も少しわがまま)波乱万丈が待っていない訳がない。映画にはまさにぴったりの内容。映画館で観た時には、長いなあと感じた部分もありましたが、昔の映画の丁寧な撮り方のほうに感心がうつって、これはこれで良かった。ほんと、1人の女性のたくましい生き方を、よくぞここまで描けたなあ、人生をここまで見せきったなあ。名画と言われる理由がよく分りました。 |
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