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タイトル名 |
アイアン・ジャイアント |
レビュワー |
映画小僧さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2004-03-24 12:26:24 |
変更日時 |
2004-03-24 12:26:24 |
レビュー内容 |
TVで洪水のように溢れているアニメや見慣れている宮崎アニメとは画風も造りも少し違う点が、新鮮な発見でした。話の展開は映画「E.T.」を彷佛とさせるものでしたが、そのアピールするスタンスの違いに、映画の世界は広いものだと非常に感心したものでした。ここで描かれるロボットは兵器として登場します。(冷戦が背景にあるため)しかしある事故から自分の任務を忘れ少年と心通わすことに。そこで学んだのは「成りたい自分になること」。大人に染まっていない少年だからこその教えですね。そしてロボットは目覚めます。成りたい自分になる事を。少年の国を救います。スーパーマンになって。なんて素敵なんでしょう。ロボットでさえ変化しようとする、自分の道を求めようとする。それに比べて人間は、他国との戦争を繰り返し、本当に成りたい自分になっているのか?と思います。純粋な気持ちに触れた、そのうれしさに「涙」が溢れてくる本当にあたたかな映画です。 |
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