みんなのシネマレビュー
ザ・メキシカン - 六本木ソルジャーさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ザ・メキシカン
レビュワー 六本木ソルジャーさん
点数 4点
投稿日時 2006-07-18 00:06:34
変更日時 2006-07-18 00:06:34
レビュー内容
脚本自体は面白いと思う。伝説の銃を巡り、様々な欲望・思惑が絡み合いながら、主演の二人が別れて旅する二つのロードムービーというのは珍しい作りだ。
主演の二人はちょっとオーバーアクト気味であったがビッグネームであり存在感がある。他の共演陣もそれほど悪くなかったと思われる。
それにもかかわらず、この映画はまったく面白くないと感じられない。どうしてこの設定で、ここまで面白くない映画になるのかを考えると、まず演出のリズムのテンポが悪いからではないか。全体的にダラダラとした印象を受けた。ストーリーを踏まえると、この映画はもっとこきみよいテンポかつスリリングにみせた方がよかった。
そして、監督があまりテーマを意識してないようにも思えた。この映画のテーマは、「愛し合っている二人が上手くいかないとき、本当の終わりはいつ来るのか」というものである。
こういうテーマを意識しない創りのために、スパイスがなく締まりが悪い、ダラっとした印象を受けるのかもしれない。
観客は本作を鑑賞して、主役の二人がこの事件を経験して、二人の関係やお互いに対する意識が何か変わったと感じただろうか。主演の二人がパートナーと離れて一人になったときに、失って初めて気づく大切な存在、失って初めて気づく喪失感がまるで感じられない。メキシカンという銃も愛し合っている二人が引き離されそうになった際の愛の結晶ではなかったか。そういう設定や今の二人と昔の二人のストーリーが上手くリンクしていない。
また、せっかく主演二人が別れて旅をしているという面白い設定が全く活かされていない。この二人は果たして再会できるのかというドキドキ感も感じられないのは勿体無さすぎないか。ラストも驚くほど悪すぎる。ブラピがジュリアに対して、銃を撃つなと言っているにもかかわらず、構わず銃を撃つジュリア。たしか、プラピに対してジュリアは利己的だという点に対して怒りを覚えていたような気がしたが、あの行為のジュリアは利己的ではないのか。途中でも触れたが、やっぱりこの二人は何も変わっていないように思える。普通ならば、ラストはお互いの二人の絆を確かめ合えるような展開を用意するのが常道ではないだろうか。
六本木ソルジャー さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2011-05-14ブルーバレンタイン86.87点
2011-05-09アンノウン(2011)65.77点
2011-05-03塔の上のラプンツェル77.50点
2011-05-03SOMEWHERE76.70点
2011-05-03ブンミおじさんの森45.06点
2011-04-23デュエリスト/決闘者86.83点
2011-04-23戦場にかける橋67.20点
2011-04-23勇気ある追跡66.08点
2011-04-23エンジェル ウォーズ65.78点
2011-04-23イリュージョニスト(2010)76.92点
ザ・メキシカンのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS