|
タイトル名 |
夜になるまえに |
レビュワー |
六本木ソルジャーさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2008-03-16 02:16:45 |
変更日時 |
2008-03-16 02:16:45 |
レビュー内容 |
キューバ革命に翻弄された、作家であり、ゲイであるレイナルド・アレナスの人生がきちんと綴られている。 ハビエル・バルデムの演技が素晴らしいとしか言いようがない。 彼の演技によって、見事にレイナルド・アレナスの人生を深く感じ取ることができる。 アカデミー賞にノミネートされるだけのことはあり、これこそまさに怪演といわざるを得ない。 ゲイでもなければ、作家でもないので、彼の苦悩をしっかりと共感することは難しいが、それでも彼の苦悩が伝わってくる。 ハビエル・バルデムも素晴らしいが、ジュリアン・シュナーベル監督の才能には脱帽する。 彼の撮り方は簡単に真似できるものではない。 注意深く見ると、ひとつのシーンの撮り方でも凡人とは違う撮り方をしているのが分かる。 徐々に対象物に近づくように撮っているのが面白い手法だ。
|
|
六本木ソルジャー さんの 最近のクチコミ・感想
夜になるまえにのレビュー一覧を見る
|