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タイトル名 |
ゴスフォード・パーク |
レビュワー |
六本木ソルジャーさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-07-24 23:15:32 |
変更日時 |
2004-07-24 23:15:32 |
レビュー内容 |
演出とセリフと演技が素晴らしく、それらが一体となって見事な映画に仕上がっている。
華やかな階上とそれを支える階下があり、上の人も下の人にもそれぞれに表の顔とどろどろした裏の顔がある。 これだけ登場人物が多いと確かにきつい面があるけど、大体の人物構成は理解できるはずで、それぞれのキャラクターに個性があり、キャラが生きている、登場人物の多さに関わらず全然死んでいない。 特に歌を聴いている階下の人間の姿がとても良かった。 あれだけ見ても、やはり上と下の違いがはっきり出ているし、超えられない何かを感じる。 上には上の世界がしっかりしてあり、下には下の世界がはっきりある。 そのような互いに犯してはならない暗黙なルールを破った俳優への態度にあからさまに出ていた。
映画としても表の顔はミステリーと言えるが、裏の顔は人間ドラマであり、「先を読む力」に優れた使用人としての子を想う親の気持ちを描いたものに仕上がっている。 |
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