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タイトル名 |
デアデビル |
レビュワー |
六本木ソルジャーさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-06-28 00:11:24 |
変更日時 |
2006-05-06 03:01:33 |
レビュー内容 |
心にも肉体にも痛みを知る最弱のヒーロー。 うじうじした感が全くヒーローらしくないが、逆に気に入った。
オープニングクレジットを点字にしたり、随所に見せるセンスのいい映像が良かった。レーダー映像や雨のシーンだけでなくよく見ると中々全般的に良くこの監督はイイモノを持っている。 「父さんが見えない…」と言ったようにセリフにも中々良さを感じた。
またキャラクターに目を向けると、公園でのやつららしいいちゃつき方をしたベンとジェニファーのバカップルっぷりやブルズアイのいかれっぷりもユーモアや魅力があった。 ブルズアイとの死闘も結構見応えがあった。 戦いだけでなく、愛、友情、父親との関係など描くべきものはちゃんと描いていた。 正義とは何か?自分がやっていることは果たして正義なのか悩み苦しみながらも、復讐をしても悲しみは消えないとジェニファーに語ったセリフは自分が自分に出した答えだったんだろう。 だから最期のトドメは差さなかった。 街を救ってたつもりが、恐れも希望も無い自分が全く救われてなかった、でもジェニファーによって救われたと結んだラストはヒーローモノとしてはカッコイイ終わり方だろう。 これによって自分を信じ、正義を信じることが出来たんだから。 続編とかは見たいけど、スピンオフは見たくない、ジェニファーはどう考えてもブサイクだろう。 |
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