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タイトル名 |
アマデウス ディレクターズカット |
レビュワー |
マイカルシネマさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2004-07-22 18:35:37 |
変更日時 |
2005-03-31 17:08:32 |
レビュー内容 |
3時間もあったのにあっという間に終わってしまいました。主演の二人の演技は素晴らしかったです。とくに、エイブラムの苦悩に満ちた表情がとても印象的でした。サリエリはモーツァルトを憎むと同時に自分の無力さを感じる、という設定が絶妙ですね。ストーリーはといえば、サリエリに同情する一方で彼に生活を追い詰められていくモーツァルトにも同情を覚えてしまうのですが、ラストで彼の執筆を手伝っているところを見てほっとしました。冒頭のサリエリの演奏がラストで意味を持つというのもいいです。彼はモーツァルトの謝罪を聞いて後悔もしたのでしょうが、それ以上に彼の曲だけが世の中に残る事が神が彼に下した裁きだったのでしょう。単純にサリエリの死で終わるよりずっと深い終わり方でした。 |
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