みんなのシネマレビュー
大人は判ってくれない - マイカルシネマさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 大人は判ってくれない
レビュワー マイカルシネマさん
点数 8点
投稿日時 2004-11-10 18:32:23
変更日時 2005-04-08 13:17:03
レビュー内容
アントワーヌの姿に自分を置き換えて見ることができました。この映画は反抗期を迎えた少年とその少年の行動を理解しきれない大人たちの姿をどことなく曖昧なリアリティをもたせて描いた作品だと思います。題名とあらすじからもうちょっと極端な話かと思えば、実際にはドキュメンタリーとしても見られる作風でした。主人公のアントワーヌは中高生の不良少年の典型と比べてもそれほど悪い少年ではありません。家に帰れば、食事の準備もし、宿題もやろうとはします。友人と学校をサボった後も、「次の日は学校に行く」と言うほどの真面目な面も残っています。ただ、周りの大人が彼を悪い見方でしか捉えないだけなのです。学校の先生は彼がイタズラをしてもただ体罰を与えるだけです。アントワーヌが完全にすくいようのない子供でなかったのと同様に、周囲の大人も父親など悪い人ばかりではないのですが、彼を理解しようとする一方で分かり合おうとする時間が取れないのです。そんな彼を理解するのはやはりルネや感化院の子どもたちだけでした。彼はそんな世界から何とか抜け出そうと何度も家出を試み、最後に成功したとき彼は憧れの海辺を前にわずかな希望を得る、と言う見方ができると思います。母親の中盤での豹変振りは理解に苦しむところでしたが、感化院での様子を見て彼女はやさしく接していれば問題は起こらないだろうという安直な考えを持っていたのだろうと思いました。それと見ている最中に当時のフランスの色々な事がわかりました。それにしても感化院まで少年に体罰を与えるなんて・・・ 再犯に走る少年はどれくらいいたのでしょうか?
マイカルシネマ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2019-07-13トイ・ストーリー496.65点
2007-03-29映画ドラえもん のび太の新・魔界大冒険 7人の魔法使い76.55点
2006-11-20ディパーテッド55.98点
2006-10-28プリティ・ベビー66.31点
2006-10-28DEATH NOTE デスノート(2006)75.67点
2006-10-24DEATH NOTE デスノート the Last name96.44点
2006-10-09バトル・ロワイアル 特別編46.15点
2006-09-25四日間の奇蹟54.93点
2006-08-24グリム・ブラザーズ/スノーホワイト(1997)55.11点
2006-07-30学校の怪談64.86点
大人は判ってくれないのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS