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タイトル名 |
悪い男 |
レビュワー |
ダブロンさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-04-12 17:47:26 |
変更日時 |
2004-04-12 17:47:26 |
レビュー内容 |
一言も言葉を発してなかった主人公が、終盤に初めて話す。その声がヤクザとは思えぬ裏声。その奇異な光景。その後、部下のヤクザに刺される場面では、血まみれの中、仲間の落としていったナイフを砂の中に隠してやる。その兄貴としての優しさ。その瞬間、この主人公が好きになった。彼は寡黙なのではない、黙祷を捧げて生きているんだと思う。それが彼の人生なのだ。見終わった後、「凶暴な純愛」という、「レオン」のキャッチコピーを思い出した。売春婦、ヤクザ、セックス、その末に描かれているのは、凶暴に荒れ狂う純愛だと思う。ちょっと大げさな場面や暴力シーンが多すぎたので-2点。 |
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