みんなのシネマレビュー
グラン・トリノ - ころりさんさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 グラン・トリノ
レビュワー ころりさんさん
点数 8点
投稿日時 2009-11-14 14:42:18
変更日時 2009-11-14 14:42:18
レビュー内容
ウォルトと家族、モン族の隣人とギャングとのトラブルなどは、アメリカ映画ではおなじみの設定ですし、「チンピラ」として描かれるギャングたちも、(顔が「アジア人」になっただけで)ギャング映画の定番といえます。彼らが登場するシーンに必ずヒップホップが流れているのには思わず苦笑してしまいました。しかし、最近のイーストウッド映画にはない「ユーモア」が、なによりもこの映画を特別なものにしている。どんなに差別的な表現を伴っていても、ウォルトの言葉にはすばらしいユーモアがあります。関係ない話かもしれませんが、僕の周りにも「毒舌家」がいて、僕はその人からかなり酷いことを言われたこともあり、正直その人をどうしても好きにはなれませんでした。でも、なぜか、その人の周りには、数は多くはないけれども心を許せる友人が集まっていて、そういう関係を自分はどこか「不公平」に感じていました。そんな僕には、ラストの葬儀のシーンのウォルトの息子がタオを見る表情が痛く突き刺さりました。そういう人間関係の微妙な襞を見事に描いたからこそ、ありきたりの設定ながらも暖かいユーモアと重厚な深みに包まれた傑作になったのでしょう。
ころりさん さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-26チャイナタウン87.04点
2024-11-21本心66.00点
2024-11-19グラディエーターII 英雄を呼ぶ声76.33点
2024-11-02評決のとき66.96点
2024-10-25ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ55.88点
2024-10-18侍タイムスリッパー77.86点
2024-10-04シビル・ウォー アメリカ最後の日76.61点
2024-09-25終わらない週末97.60点
2024-09-18罪の声77.06点
2024-09-11ラストマイル66.15点
グラン・トリノのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS