みんなのシネマレビュー
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ - ころりさんさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
レビュワー ころりさんさん
点数 7点
投稿日時 2019-08-18 09:53:56
変更日時 2019-08-18 09:53:56
レビュー内容
実は何度か飛行機で見ようとしたのですが、MCUの真面目な観客ではない私は、そのたびに寝落ちして結局よく覚えていないので、『アベンジャーズ』シリーズ完結に向けた復習の流れで再見。ちゃんと見たら面白かった! 『エイジ・オブ・ウルトロン』で誰もが思った「やりすぎじゃね?」というツッコミは、今作への壮大な伏線だったというのに感心。っていうか真面目そうにやってるけど、昔ウルトラマン見たあとの小学生のツッコミ「ビル壊しすぎじゃね?」を、これだけ哲学っぽく話広げて、大真面目に語るところが好きだ。キャプテン・アメリカの行動だって、少年漫画的な「友情」第一主義で考えればよくわかるし、みんな難しい顔してるけど、言ってることややってることは小学生でもわかる。でも面白いのは、それがちゃんと大人にも大人の物語として受け止められるところだ。キャップはこれまでの経験から国家や組織というものを信じていない。これは天才社長にはわからない感覚だろう。この「生き方」の違いが、ちゃんと二人の対立のベースにあるから、小学生みたいな仲違いをしててもちゃんと深みが生まれるのだ。ただ、そこを(たとえばノーランのように)掘り下げる方向にはいかず、基本的にはバカバカしいアクションで語らせる、というルッソ兄弟の哲学もよい。二人の対立は、陳腐な言葉を積み重ねるよりも、殴り合いでその思いは十分に伝わる(それはやっぱり少年漫画だ)。この物語の主軸部分だけだったら満点の出来だった。ただ、どうしようもないことだけれども、これはヒーロー大集合祭りでもあるので、その対立にいろんなキャラを絡ませなくちゃいけない。当然、話も長くなる。ただ、もう私の頭はルッソ兄弟のような情報処理能力を備えてはいないようで、正直なところ、ブラックパンサーもスパイダーマンもアントマンも「そこにいなければいない理由」を見出すことができず、ただただバタバタとめまぐるしく展開する絵の洪水に身を委ねるだけでした。まあ、それがマーベルだ、と言われてしまえばそれまでなんだけど、個人的にはそこを「惜しい」と思ってしまう。もっと上質な体験が出来たはずなのに、と思ってしまう。なんともやりきれない一作でした。その意味では極個人的には『ウィンターソルジャー』のほうが完成度は高かったなあと思ってしまいます。
ころりさん さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-21本心66.00点
2024-11-19グラディエーターII 英雄を呼ぶ声76.33点
2024-11-02評決のとき66.96点
2024-10-25ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ55.88点
2024-10-18侍タイムスリッパー77.77点
2024-10-04シビル・ウォー アメリカ最後の日76.61点
2024-09-25終わらない週末97.60点
2024-09-18罪の声77.06点
2024-09-11ラストマイル66.15点
2024-09-02フォールガイ55.71点
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS