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ウエスト・サイド物語(1961) - マイケルさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ウエスト・サイド物語(1961)
レビュワー マイケルさん
点数 8点
投稿日時 2004-03-12 15:26:28
変更日時 2004-03-12 15:26:28
レビュー内容
作品としては音楽も踊りも好きですが、後半のマリアの行動は納得がいかないことだらけ。

彼女は最後に演説をぶちます。「あなた方の憎しみがこの結果を招いたのだ」と。

一理ありますが、止めることができない、止める必要もない喧嘩の仲裁に、中立じゃない Tony を行かせた Maria が悲劇を招いたとも思えます。 あえて仲裁するのならマイケル・ジャクソンに頼むべきだった。そうすれば皆ハッピーに踊ることが出来たのに(笑)。

それにどういう神経で、Maria は自分の兄を殺した Tony とベットをともにできるのでしょうか? 

彼女は彼に警察への出頭を促すべきでした。前の晩に出あった恋人の方が、兄よりも大事なんだな。自分の妹にはこうはなって欲しくないと願います。

更に、警察が事情聴取に来たことで Tony との待ち合わせに遅れることを、恋人が殺されたばかりの Anita に頼むと言うのは余りに無神経... ただ何も言わずにちょっと遅れりゃいいだけのことです。完全に自分達のことしか考えてないのだ。

二人が出会った体育館のダンスシーンで、周りの風景が完全にぼやけて二人にだけピントがあっていた。丁度あんな感じで二人だけの世界を作り上げてしまったのだろう。
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