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タイトル名 |
セントラル・ステーション |
レビュワー |
ウィマさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2008-01-06 19:10:51 |
変更日時 |
2008-01-06 19:10:51 |
レビュー内容 |
とあるブラジルのドキュメンタリー映画を見たときの衝撃が大きすぎて、この映画を観ても特に驚くことは無かった。ブラジル人の国民性、文化、政治状況などがわかっていた方がもっと登場人物に感情移入できると思う。ドーラが人の手紙を平気で捨てる事も、万引きする事も、「まぁブラジルだから」と思ってやりすごせるレベルだった。悪いことには変わりないし、ドーラの人間性を疑うが、ブラジルに住んでいればこういうことをする人間はわんさといるだろうと思った。そうやって冷静に映画を観ていたからだろうか、終盤のドーラの変わり様には純粋に感動した。暫し訪れるジョズエとドーラの平和な時間の、スナップ写真集の様な部分がとても心に残っている。最後のドーラの手紙の文章、ジョズエの顔、写真、全てに泣かされて映画が終わる。やられた・・・。 |
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