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タイトル名 |
タイタニック(1997) |
レビュワー |
コバ香具師さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2003-07-04 02:05:35 |
変更日時 |
2004-04-29 18:34:47 |
レビュー内容 |
イイ映画ってさ、宣伝を見ただけでワクワクしてくるじゃない?俺がタイタニックのことを初めて知ったのは、確かスピード2を見に行ったときの予告CMでだったかな。映画の宣伝ってタイトル自体は一番最後に出てくるよね。だから俺はその予告を見始めた段階では「タイタニック」=「船が沈む話」であることは全然知らないワケ。その点に注意して聞いてくれ。やたら豪華絢爛な船を舞台にした身分違いの恋物語、こう言っちゃうと何だか普通の映画に聞こえそうだが、映像センスが抜群だったし「これは何て面白そうな映画だろう」と俺は思った。んで、しばらくしたら何てこった、いきなし船が氷山にブツかって沈没し始めるんだぜ!?マッタリ恋愛ものだと思って油断していたら、突如壮絶なサバイバルパニックムービーに大変身ですよ奥さん。何じゃこりゃー、コイツはいよいよ面白そうだ。この時点で俺は公開されたら絶対に見に行くことを決意したもんです。最後には「ジェームズ・キャメロン監督」のクレジットが登場。さすがキャメロン監督、あんたの名前を見てもいないのに2~3分の宣伝だけで俺の足に劇場へ赴く決意をさせてしまうなんて大したもんだよ。と感心しているところへ「タイタニック」の表題が…。あぁ、これはあの伝説的な沈没事件を元に作った映画だったのか!――そんなこんなで、宣伝だけでこれほどまで俺に多くの感情をもたらしてくれた映画なんて、後にも先にもこれ一本なんです。スピード2の内容が余りにクソだったことも相まって、その日の俺の頭の中はまだ見ぬ大作「タイタニック」のことでいっぱいに。やっぱりというか何というか、蓋を開けてみれば各地で大ヒットしちゃいまして、「俺はあのバンドのことをインディーズの頃から目をつけてたんだぜへへーん」的な感情も芽生えたりしました。死んでください、過去の俺。 |
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