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タイトル名 |
コラテラル |
レビュワー |
michellさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2005-05-13 01:09:01 |
変更日時 |
2017-09-28 09:34:23 |
レビュー内容 |
マイケル・マンは役者のオーラを引き出す術を 心得ている監督だと思っている。「ヒート」のデニーロや 「インサイダー」のアルパチーノ。 何気ない一連の動作のなかに、ただもんじゃない雰囲気を描くのがうまい。
「コラテラル」確かにトムクルーズを十分に堪能できた。コヨーテの演出もさすが。 だが、仕事人が一般人に大事な資料を捨てられ仕事を邪魔されるどころか あまつさえ殺されてしまう。そのギャップが作品にとって致命的。 つまりマイケル・マンの演出は、完璧なプロフェッショナルの仕事とセットであり、 そうでないと、雰囲気だけでおまえただもんやないかと、ただもんのくせに雰囲気出すなと。 「パブリックエネミーズ」でもその点で失敗している。
仕事を終えれば、始末するドライバーに対して 未来を変える為に行動しろと説教するのは、ヴィンセントが持っている一面性だろう。 そこはよかった。 |
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