みんなのシネマレビュー
学校 - michellさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 学校
レビュワー michellさん
点数 7点
投稿日時 2018-11-30 20:04:15
変更日時 2018-12-01 17:48:40
レビュー内容
「学校」といえば田中邦衛がオグリキャップを熱く語る印象しかなかったけど、
年とともに見方が変わる典型だろうか、BSでなんとなく観始めたら席を立てなかった。
午後の学校に西田敏行が出勤する風景から引き込まれるものがあった。
情景描写はその場の雰囲気で決めると監督は言うが、映像作家としてもはや単なる匠を超えた
巨匠の域なんだろうと思う。夜の病院の待合室から見える東北の雪とかも印象的だった。

そして内容もお涙頂戴的な印象だったのが、今見るともう落語の世界。
田中邦衛の役は悲劇の標本みたいな役だけど、演者が達者なだけに
滑稽さがにじみ出て笑いがうまれる。西田敏行の授業なんてもう高座でしょ。
人間くささゆえの人情味とぞっとするほどのシニカルな視線がある。
萩原聖人に「イノさんから競馬を取れば何が残るんだよ」と言わせたり
そんな萩原聖人へ「話が合わない」と言わせる中江有里のセリフの凄さ。

字を書けることと同じように人は幸せになるのが当たり前という風潮の時代で
幸福について考えること。あの場面は蛇足だったと思う。
楽しいことも悲しいことも長くは続かないし日常は変化していくものだと思う。
その日常のヒトコマに幸せがあって、何気ない放課後の風景だとか、砂の城だとか、
郵便ポストの下で声をかけてもらうこと、オグリキャップのラストランを生で観戦、
答えはすでに出てたはず。
michell さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-24西部無法伝77.00点
2024-05-12クライマーズ・ハイ(2008)55.55点
2024-04-30日日是好日56.29点
2024-01-05ウエスタン87.96点
2023-12-19東京物語78.12点
2023-12-19お早よう67.30点
2023-08-25スーパーマン(1978)76.80点
2023-04-28ガンファイターの最後76.50点
2023-01-20わが母の記66.81点
2022-12-31フォレスト・ガンプ/一期一会87.37点
学校のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS