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タイトル名 |
羊たちの沈黙 |
レビュワー |
michellさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-08-27 05:26:05 |
変更日時 |
2021-09-08 15:34:56 |
レビュー内容 |
「人の価値観を形成するのは環境と志向性であり、その価値観を屈折させる要素、つまり、個性を漂わせるポイントはコンプレックスと性である」 リリー・フランキー。 アンソニー・ホプキンスがいちばんおいしい役には間違いないし、クラリスのトラウマと題名のリンクがうまい。また何より雰囲気を作り出した美術スタッフがオスカー級だし、テンポを失わせない編集もいい。レクター博士が救急車を襲って逃亡した詳細を映像ではなく、口頭で説明させるのは地味にうまいと思う。残念な点はラスト。ジョディ・フォスターの捕り物劇。あそこまで分かりやすくホラーしないほうがよかった。
<2016/11>再投稿。題名にリンクさせるほどクラリスのトラウマにインパクトはなかったと思うけど しかし地味ではあるが、真実味はあるだけにそれをうまそうに食すレクター博士は名医なのだろう。 斬新だった編集もレクター博士の逃亡トリックも今みると小手先感があり、手垢がついてしまったけど、 アンソニー・ホプキンスとジョディ・フォスターの演技は恒久的なものだと分かった。
<2021/9>レクター博士のガタイの良さが怖い。 |
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