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タイトル名 |
第9地区 |
レビュワー |
カイル・枕クランさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-03-13 23:31:04 |
変更日時 |
2011-03-13 23:31:04 |
レビュー内容 |
南アフリカ・ヨハネスブルクの空に突然現れた巨大宇宙船。中に居たのはエビのような形をしたグロな異性人。飛来してから一向に動かない宇宙船を地球人類は「第9地区」と定め管理をはじめる。第9地区ではエビ異性人がコミュニティを作っており、悪夢のようなスラム街を形成している。人類は更にエビ異星人を僻地に追いやるため、第9地区からの立ち退きを敢行する。異性人立ち退き管理を任された中年おじさん(一応、主人公)が作業中に謎の液体を浴びた事から、物語は大変な状況に転がって行きます。南アという場所、隔離政策、完全にアパルトヘイトを意識しており、とても政治的なメッセージ性が強い映画。そのクセ、普通にSFアクションモノとしては、手に汗ドキドキしながら観れる映画なのだから文句なし。「娯楽」と「メッセージ性」の融合バランスが最高。開始10分は異性人に吐き気を催しますが、最後にはその異性人が愛しく見れてしまいます。そうであれば映画にハマった証拠です。 |
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