|
タイトル名 |
時をかける少女(2006) |
レビュワー |
まいかさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2022-07-02 00:46:06 |
変更日時 |
2022-07-02 18:06:23 |
レビュー内容 |
さぞかし現代的にアップデートされてるかと思いきや、そういうわけでもなく、むしろSF的な要素を排して素朴な青春ドラマに回帰したという印象。かけがえのない出会いや人生への愛惜というテーマは基本的に変わっていない。それだけ原作の物語が普遍的だという証なのだろうし、はじめてこの物語に触れる世代にはこの内容でも十分なのでしょう。ただ、年寄り側の立場からいえば、もうすこし驚かせてほしかったというのが正直な感想です。 ひたすらタイムリープを繰り返すだけの展開はやや退屈で、やはり叔母の芳山和子の過去や、彼女が修復していた絵画の謎に踏み込む展開が見たかった。「もう一人の男子」(本作では津田功介)の役割も十分に効果的とは言いがたい。作画についても、物語についても、可もなく不可もなしといった出来。 |
|
まいか さんの 最近のクチコミ・感想
時をかける少女(2006)のレビュー一覧を見る
|