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タイトル名 |
ブラッド・ダイヤモンド |
レビュワー |
マーク・ハントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-05-01 21:30:48 |
変更日時 |
2011-05-01 21:30:48 |
レビュー内容 |
社会派の作品ながらエンタテイメント性も感じられましたね。シエラレオネ内戦をリアルに知るという意味でも良作。ダイヤモンドの価値を知らない黒人同士が血を流し争う滑稽な話。少年達は何が正しいのかを判断する間も与えられず、戦いに身を置かざる得ない悲惨な環境。正規軍が正しいともRUFが正しいのか私は知りませんが、日本人の私からすると話し合いで解決せず、武力で意見を押し通そうとするのか理解できない。作中でベルギー人がコンゴの民を相手に行ったと語られていた腕を切り落とすシーンは痛々しくて残酷すぎましたね。結果として1991~2002年までの内戦で、7万5000人が命を落としたようですね。このようなことが、アフリカ全域で蔓延している現実は異常としか思わないですね。さて本作ではディカプリオの熱演により、良作に仕上っています。ちょっと無鉄砲なアフリカ人を演じたジャイモン・フンスー。家族思いの父親を上手く演じていました。作品としては前半は良かったのだが、中盤から大きく失速しましたね。ですので、単にエンタテイメントとして楽しむよりもアフリカ問題に関心のある人が鑑賞する方が良いかと。もちろん、ディカプリオファンの方は必見!!鑑賞後に調べてみると内戦が終わり国の平均寿命が延びてきているので、多少は治安が良くなったのかな?そう願いたいです。 |
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