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タイトル名 |
誰も知らない(2004) |
レビュワー |
マーク・ハントさん |
点数 |
0点 |
投稿日時 |
2005-08-10 12:47:14 |
変更日時 |
2008-01-07 04:53:56 |
レビュー内容 |
先に言っておくがこの映画は最低です!!この監督は何を考えて製作したのだろうか?自分の名声のために実話を都合良く変えているのが許せない。実際の豊島区子供置き去り事件を知っている人が見たら腹が立つどころではすまないだろう。明がたくましくて兄弟思いで偉い子なんだって監督は表現しているが実際は妹達には暴力を振るうし、オムツは替えてあげないし、家に居ついた友達ふたりを優先させるようになる・・・その上、友達がお漏らしした三女に暴行するが明は勝手にしろって感じだった。そして、三女が死んでしまう。のちに異臭がするので雑木林へ捨てる・・・これが事実のようだ。しかし、この作品では妹がイスから落ちた、死んでいるようだ。そして妹の見たかった飛行機を見せてあげるんだ。って感じで実話から離れたロマンチックに描いている。これで一体、何を伝えると言うのだろうか?自分には怒りしか出てこない。それ以前に母親を綺麗に映しすぎではないか?あの母親は男とばかり遊んで子供は全員、自宅出産で5人生んでいる。出生届は一度も出していない幽霊児だ。その後、病死で死んだ子供を消臭剤とともに押入れにいれる。あんなYOUが演じているような優しい母親ではない。それに事件発覚後、長女・次女は再び母親に引き取られている。実話は悲惨な内容でありながら監督はR指定をかけてでもそれを表現しようとはしなかった。それでこんな事件が二度と起こって欲しくないと言われても感情移入が出来るわけがない。最終的に憂鬱な気分にされた上にトラウマになりそうな内容。自分はもう、2度と見ないと断言します。
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