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タイトル名 |
怪物の木こり |
レビュワー |
リニアさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2024-05-02 01:11:53 |
変更日時 |
2024-05-02 01:11:53 |
レビュー内容 |
原作未読で鑑賞。”サイコパスVSシリアルキラー”、殺るのは俺か、犯人か…の予告編を見て面白そうと劇場に行ったのだが、これが期待を大きく裏切る出来の悪さでがっかり。過度に期待し過ぎたのが悪いのか? でも、サイコパス弁護士VSシリアルキラーVSサイコパス医者VS警察組織、という盛り上がること間違いなしのシチュエーションなので期待するよね。なのに、まあ~大した見せ場もなかったな…。 犯人よりもヤバイ奴という設定の亀梨くん演じる弁護士は、2時間サスペンスドラマレベルの悪い奴で、冷血非常なサイコパスという感じではなかった。全然怖くない怪物の木こりさんも色々とパワー不足が否めない。怪物さんの正体も予想の通りで驚きもなかったし、最後までサスペンス感ゼロ。超刺激的サスペンス映画っていううたい文句に騙された。 役者の扱いもひどい。まず菜々緒の関わり方が中途半端で何がしたいの?状態でダラダラ。吉岡里穂は良いところが全然引き出されていなくて、この役は誰でもよかったんじゃない?状態で存在感なし。 ラストも壮大な綺麗ごと?で拍子抜け状態。亀梨くん(二宮弁護士)、そりゃあんた、刺されるよ。自分が父親殺したって喜々と白状したんだから…。この人、何を勝手に娘に許されていると思ったんだろう?頭のチップ壊れたからバカなの?バカだよね?
で、あまりに酷いラストに思わず原作読んだ結論として、原作のラストを改悪して、こんな凡庸な作品に仕上げたのは、ある意味凄いのかもしれない。いったい監督や脚本家は誰に忖度したのだろうか? |
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