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タイトル名 |
キングダム・オブ・ヘブン |
レビュワー |
王の七つの森さん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2005-11-09 22:14:41 |
変更日時 |
2005-11-09 22:14:41 |
レビュー内容 |
リドリースコットの良さって、想像力の豊かさ、映像の美しさと視点の斬新さかなと思っていたのですが、、、、、、、この作品には想像力が全く欠けていると思いました。、、、、、妻に自殺された鍛冶屋が、実はエルサレム王国の騎士の息子があることが判明して、父を追ってエルサレム王国に出かけ、そこでオリエント風の王女と不倫して、でもなぜか王にはならず、それでも王不在のエルサレム攻防戦を指揮して果敢に戦い、和平を実現して民衆を安全に脱出させました、そして最後は騎士という身分を捨てて、もとの鍛冶屋に戻って平和に暮らしました、、、、、、という物語は、夢想、空想、でっち上げの類であって、決して創造性のある想像力の産物ではない。殆どすべて、どこかで見たことのあるストーリー展開、映像の連続に、途中でうんざり。ほんと、nothingな映画でした。、、、、、信仰心、イスラム教、イェルサレム(城壁)とかを題材にしたら、ただの娯楽映画なんか作っちゃいけません、スコットさん。あなたは、上から見る映像を神の視点といっているそうですが、神は精霊とともに遍在するのであって、キャッツのような下からの視点だって神の視点であり得るのです。 |
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