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タイトル名 |
AKIRA(1988) |
レビュワー |
王の七つの森さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2005-05-13 17:44:13 |
変更日時 |
2005-05-13 17:44:13 |
レビュー内容 |
もう20年近く前の作品になるのですね。それを考えると、例えば紙くずが風に流されるところとか、アニメの技術としては非常に斬新なものだったのでしょう。そして、そういう表層的な表現に対しては高く評価しなければならないと思います。、、、、、でも、で、結局、どういうお話だったのだろう、とやっぱり首をかしげてしまいます。科学信仰に対する批判という視点はあっても、メインではないだろうし、若者たちのうちに秘めるエネルギーという話でもなさそうだし、、、、、、。とにかく、最後にアキラも鉄雄も、どっかあっちの宇宙に突き抜けちゃったんじゃあ、パンピーの私たちとしては、で、だから、どうしたのってならざるをえないわけです。つまり、そういう問題のある人やものと、どうやって一つの世界の中で生きてゆくのか、ということであれば、私たちにとって切実な問題なのですが、消えてしまったなら、どうでもいいわけです。、、、、、、、まあ、痛快ドンパチ・ハリウッド的作品としては楽しめるのですが、大友氏は、そうした作品を作りたいという人だったのだろうか。というか、元々、私、個人としては、大友氏の作品では『童夢』を非常に高く評価したいと考えており、『AKIRA』はいまいちなのです。 |
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