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タイトル名 |
チャップリンの黄金狂時代 |
レビュワー |
tetsu78さん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2005-05-09 00:30:05 |
変更日時 |
2005-05-09 00:30:05 |
レビュー内容 |
これまた直球っすねぇ。鳥の首の動きもいいし、何よりこの作品は全てに対して伏線が素晴らしい。例えば大晦日のシーンでミートローフ?にスープを何度かかけたりしているシーンがありましたけど、それ以前に小屋で革靴を盛り付けるときスープ?を何度か革靴にかけていることを妙に思い出させてしまいそのお肉がなんか美味しそうに思えない(革靴の残像がこびりついて消えない)。他にもダンスシーンの時になんでズボンがズリ下がってくるのかと考えてみると「ああ多分革靴を食べた後にサスペンダーにも手を出したんだなぁ」と勝手に想像したりもできてしまう。さて今回のベストショットは大晦日にみんなが酒場で歌っているのをチャップリンがドアを半開きで開けてものすごく哀しげな表情で聞いているシーン。この表情に弱いし、涙が誘われるし、何よりそういう状況がものすごく自分の心に突き刺さった。 |
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