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タイトル名 |
ブッチャー・ボーイ |
レビュワー |
tetsu78さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2004-07-18 23:11:03 |
変更日時 |
2005-02-06 18:24:01 |
レビュー内容 |
フランシー少年の本能に従った動物的衝動がこのような事態を招いたのであってそれを抑制させるにはキリスト教のような”宗教”によって道徳的観念を植え付けてこそ人は人としての理性を保ち安泰に暮らせるのだろう。人の分別とは紙一重でありそれを少年期に教え説くのが”教育”となる。だからこそ人間社会における教育こそが犯罪や非行を抑制出来得る唯一の手段だと画面の向こうから伝わってきた。個人的にこの『ブッチャー・ボーイ』という作品は観終わった後の爽快感たるやものすごく清清しい気持ちになれる。『スタンド・バイミー』、『マイフレンドフォーエバー』、『サイモンバーチ』etc・・・”友情”という名のつく作品の全てを否定してやる!!という意気込み(個人的意見なので監督にはそんな気無いと思います)に乾杯。何が素晴らしいというと作品そのもの自体も素晴らしいけどこのフランシー少年の演技力に勝るもの無し。はっきりと言うが君は最高だよ。今回は飯を食いながら観たけどいつもの倍は飯が美味かったよ。私はこの作品におけるこの監督の演出というかセンスがもろツボに入ってます。私自身のセンスが悪いかもしれませんけどこれだけは声を大にして言いたい「好きだよブッチャーボーイ!! 」 「追い越せマイフレンドフォーエバー!!!」無理と思うなかれ。 |
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