みんなのシネマレビュー
リディック:ギャラクシー・バトル - ザ・チャンバラさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 リディック:ギャラクシー・バトル
レビュワー ザ・チャンバラさん
点数 5点
投稿日時 2014-08-14 23:52:18
変更日時 2014-08-14 23:52:18
レビュー内容
『ピッチブラック』がSFファンの間で話題になった後、ユニバーサルのお偉方は「これはいけるコンテンツだ」と判断し、なにをトチ狂ったかその年の最大予算を投じて『リディック』を製作。しかし、そもそも前作がマイナーだったために一般客からは相手にされず、それどころか、前作とはまったく別の映画になってしまったことから『ピッチブラック』のファンからもソッポを向かれ、興行成績は惨憺たるものでした。さらなる続編を匂わせるクライマックスも今となっては虚しいもので、『リディック』は、その製作に関わったすべての人々にとっての黒歴史となったのでした。。。
あれから10年、まさかの続編製作には驚かされました。ネクロモンガーとの一件については「気の迷いでした」という、リディックと監督双方からの言い訳が冒頭でなされた後は、『ピッチブラック』の路線に戻されます。宇宙的な犯罪者とバウンティハンターとの戦いがあって、そこに強力な土着生物が絡んでくるという物語なのですが、今回登場するバウンティハンターは2組であり、それぞれに異なった目的と特徴を持っていることが、一作目との差別化ポイントとなっています。リディック捕獲という共通の目的のために協力関係を結びつつも、実際には反目しあっているこの2組の微妙な関係であったり、意外な人物に悪の本性があったりするというサスペンスフルな要素が本作の特徴となっているのですが、残念ながら、これが本筋であるSFアクションの面白さには繋がっていません。こいつらが内輪揉めをすればするほど、これだけ結束の緩い隙だらけの連中を追い込みきれないリディックの弱さが目立ってしまうし、上映時間の多くをバウンティハンターの描写に充ててしまった結果、土着生物・マッドデーモン(ジェイソン・ボーンじゃないよ)の出番が少なくなってしまい、辺境の惑星でのサバイバルという作品の核心部分がアッサリ流されてしまうという、本末転倒な構成となってしまっています。。。
このシリーズのそもそもの欠点として、リディックが悪人に見えないという点が挙げられます。決して善人ではないが、倫理的に許されないことには手を出さず、観客の側は好感を持ってリディックを見れてしまう。これでは、「毒をもって毒を制す」というシリーズの基本コンセプトが死んでいるのではと感じます。
ザ・チャンバラ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2018-07-30IT イット “それ”が見えたら、終わり。55.58点
2018-07-17オールウェイズ46.46点
2018-07-09黒い家(1999)74.31点
2018-07-09ストリート・オブ・ファイヤー47.39点
2018-07-04復讐するは我にあり76.67点
2018-06-26愛と死の間で34.85点
2018-06-26スイッチバック46.00点
2018-06-22ゴースト/ニューヨークの幻87.02点
2018-06-22ビバリーヒルズ・コップ266.23点
2018-06-18危険な情事76.47点
リディック:ギャラクシー・バトルのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS