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タイトル名 |
スイミング・プール |
レビュワー |
キャプテン・セントルイスさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-06-28 01:02:21 |
変更日時 |
2004-06-28 01:02:21 |
レビュー内容 |
オゾンの映画は今まで一つも楽しめなかったが、これは面白い。現実と虚構の交錯のさりげない描き方は、自信と気品に満ちている。やはりシャーロット・ランプリングの存在感が大きいのだろう。嫉妬心に燃える、孤独で短気な英国人作家という役柄が実によく合っている。死体がプールに浮かんでいるのではないかと気を揉み、プールのカバーを恐る恐る取っていくシーンのサスペンスは、平凡ながら『悪魔のような女』を想起させる。そういった、オゾンの古典的映画への敬意には、純粋に嬉しくなる。 |
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