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英国王のスピーチ - i-loopさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 英国王のスピーチ
レビュワー i-loopさん
点数 4点
投稿日時 2011-09-26 08:45:38
変更日時 2013-02-10 18:01:59
レビュー内容
観終えて、複雑な気分である。2人の男のシンプルな友情物語として面白かった。不器用な誠意を持つ者が苦境に立たされ、権力抜きの友情に支えられ、励まされ、ついにトラウマを克服、国民に勇気を与え、喝采を浴びる…。気持ちの良い、エンターティンメント映画の素晴らしさ。(おかしな話だが途中で何度か「ロッキー」を思い出した)整ったプロットに、真っ当な演出と演技。まったく手堅いとしか言いようがない。
しかし、どうしても気になる点がある。ドイツとの戦争に雪崩れ込むクライマックスで、
演説の名手・ヒトラーの映像を挿入したのは、本作の主題を考えれば軽率だったと思う。
国民は、指導者の力強い言葉を待っている。
強烈なパフォーマンスを交えた演説で民衆を酔わせたヒトラーと、苦手なスピーチで国民を励まさなければならない主人公は、否応なく対比されてしまう。
ラストで見事なスピーチを終えた達成感は、「指導者の力強い演説に鼓舞され、励まされる民衆」という図式にすり替わってしまった。それならば、スピーチを終え堂々と手を振る国王の姿は、国民にとってヒトラーと何が違うんだろうか?
そんな疑問を置き去りのまま、親友であるローグの穏やかな微笑みで映画は幕を閉じる。
最後まで潔く、2人の友情の物語として完結させて欲しかった。
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