|
タイトル名 |
オペラ座の怪人(2004) |
レビュワー |
ROMYさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2005-02-06 15:15:17 |
変更日時 |
2005-02-06 15:28:38 |
レビュー内容 |
こんなに苦痛な2時間半はひさしぶりでした。見終わった後の疲労感は相当なものだったので、もう二度とこの映画は見たくないな、と思った。激辛ですがこれが率直な感想です。冒頭の『タイタニック』ばりのシーン(シャンデリアに色がついて過去に遡るところ)、クライマックスのファントム&クリスティーヌの真に迫った演技、ラストシーンのバラ・・・このへんはほんと感動したのです。ただ、全編とおして歌いすぎでしょう。「え、また歌かよ・・・」の連続。うんざり。ごく普通の会話であるべきところまで歌いまくるので、滑稽にすら見えました。そしてそのせいで肝心なシーンでの歌がまったく際立たない。『シカゴ』は現実部分が普通のセリフで、空想世界のみが歌だった。『サウンド・オブ・ミュージック』や『マイ・フェア・レディ』は「ここぞ!」という絶妙のタイミングで歌ってくれた。だから鳥肌が立つほど感動したし、物語の面白さを味わいつつ、歌の素晴らしさにもどっぷり浸れたんだなーと思います。『オペラ座~』もこれだけの舞台装置&役者がそろっていれば、もっと良い映画になりえただろうに。あと、肝心のファントムの歌唱力がイマイチでかなりもどかしかったです。演技は良かったけど。 |
|
ROMY さんの 最近のクチコミ・感想
オペラ座の怪人(2004)のレビュー一覧を見る
|