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タイトル名 |
珈琲時光 |
レビュワー |
wunderlichさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-01-03 15:39:46 |
変更日時 |
2007-01-03 15:39:46 |
レビュー内容 |
すごいのんびりした時間が流れる。せりふもあんまりなくて、緊張感のないやり取りがふとリアルに聞こえることがあって楽しい。横断歩道渡っているときにふと好きな女の子に「妊娠してるの」って言われるシーンの浅野忠信が妙に印象に残ったり、最後の電車内での再会が素敵だったり、なにより「どこにいるかと思って電話しました」っていう電話のかけ方が最高だったり。この映画はなんとなく切なさと暖かさを微妙なバランスの上で描いたすごい恋愛映画のように思える。ラストで、静けさを破って流れる「一思案」がこれまで見た映画の中でもっとも効果的に使われているエンディングテーマだと感じた。この映画は感じてばっかりだ。でも結構いいのではないかと思う。 |
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