|
タイトル名 |
八月のクリスマス(1998) |
レビュワー |
ishikawaさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-03-02 23:27:21 |
変更日時 |
2005-03-02 23:27:21 |
レビュー内容 |
一人の人間が死に向かって淡々と準備を進めていくその姿に、澄み切った、すがすがしささえ感じさせる悲しさ、切なさをを感じた映画でした。男女の恋愛も織り交ぜられていますが、私にとっては恋愛映画ではないですねこれは。「ヒューマンドラマ」という感じでしょうか。私には、いい映画でした。余談ながら、他の方々はどうか知らないけど、僕はアクション映画を見ているときは人がどんどん死んでいってもそれに対して何も思わないんです。でも、このように、たった一人の人間が死んでいくということを、しっとりと、時間をかけて描きあげられると、なんとも言えない切ない気持ちになるわけです。そう考えると、アクション映画ってのは、やはり人の命を軽々と考えている、社会や子供に悪影響を与える良くない生産物だと考えるべきなのかな、などということまで考えさせられてしまいました。 |
|
ishikawa さんの 最近のクチコミ・感想
八月のクリスマス(1998)のレビュー一覧を見る
|