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タイトル名 |
郵便屋 |
レビュワー |
タコ太(ぺいぺい)さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2022-09-19 21:20:47 |
変更日時 |
2022-09-23 10:23:47 |
レビュー内容 |
そもそもポルノグラフィーの定義とは何なのでしょう。「性的興奮を起こさせる映像」?だとすれば本作は紛れもないポルノ。監督さんからしてポルノ作品の巨匠と呼ばれている訳ですし。
生々しいセックスシーンは勿論のこと、台詞ひとつとっても将に隠微。しかも出演する女優さんたちは揃いも揃って美形でナイスバディ。惜しげもなく晒される裸体。大写しになる男女の陰部。(勿論モザイク加工)日本文化にどっぷり浸かって育った身にとっては、これがポルノじゃなきゃ何がポルノ?と言わずにはいられません。
ただ、我が国で呼ぶところの「ポルノ」と、かの国における「ポルノ」は似て非なるものなのでしょう。身に染み付いた感覚はそう簡単に変えられるものではないと思います。
そして、ポルノだからという理由で低評価すべきものでは決してないでしょう。
確かに、少なくとも我が国においては、無条件に万人に称賛される作品ではないでしょう。文化的背景の違いは非常に重いと思います。不健康、不道徳などなど、この作品に投じられる批判的な言葉は相当なものだと思われます。
でも、イタリアの人々の目にどう映っているのか?正直分かりません。そして、それを知ったからと言って評価が変わるものでもないでしょう。
エロティックな作品は決して嫌いではありません。寧ろ好むところです。とは言え、ここまでオープンに表現されてしまうと、一歩引いてしまいます。なので評価困難。中間点を献上します。 |
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