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タイトル名 |
クラッシュ(2004) |
レビュワー |
タコ太(ぺいぺい)さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-02-05 13:48:23 |
変更日時 |
2011-02-05 13:52:08 |
レビュー内容 |
遅れ馳せながらのコメントです。 一言で言えば、良い意味であれ悪い意味であれ「とっても上手な作り方をした作品」ですね。多くの皆さんが絶賛しているように、2時間という尺の中でこの内容を描き切るには、まさに最良の手法、脚本だと思います。全てのエピソードを完璧に描き切るには、とてもじゃないけど2時間じゃ無理。それを破綻を最低限に描き切ったのは、まさに職人芸。受賞に値して余りあります。 ただ、何故か手放しで絶賛できない。何故だろう?やはりそれはラストのエピソードのせいだろうなぁ。途中まで、というかほぼ全編を通じて「人の心は温かい」「人は皆、人を求めている」「信じていれば必ず願いは叶う」みたいなところに収束すべくドラマは流れて行くのに、何故、あの若い警官だけが汚れて行かなければならないのか?キリスト教的宗教観だと、神はあの若者にあのような試練を与えるのだろうか?私は全くそこのところに賛同できない。 それでも上手なので7点献上せざるを得ないです。あぁ不完全燃焼。 |
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