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タイトル名 |
デジャヴ(2006) |
レビュワー |
タコ太(ぺいぺい)さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2007-09-16 09:56:11 |
変更日時 |
2007-09-16 10:00:35 |
レビュー内容 |
娯楽大作としては、な~んにも考えなければ大いに面白い作品。でも、いったん真面目に考えてしまうとトンデモ作品。二面性ありますから鑑賞に当たっての注意書が必要です。 確かにスピード感ありますし、突飛なアイディアも光ります。演出も素晴らしいし役者陣も輝いてます。単純に面白い。 ただ、いくらSFだからって、やっていいことと悪いことがあるんじゃないかなという感じが…。SFだってキチンとした論理性は必要です。というか、SFだからこそ必要ですよ。ここで披露されるアイディアは殆ど非論理的、非科学的。おまけに、ご都合主義的に運命論を持ち出して矛盾を穴埋めをする始末。お子様向け作品ならある程度許されるかもしれないけれど(個人的には「お子様向け」だったら尚更×)、あまりの原理原則無視には呆れてしまいます。究極の「覗きシステム」とでも言っておきましょうか。まぁ、言いたいことは沢山ありますけど、同じSF持ち込み作品なら「フォーガットン」の方が私は許せます。 それと、主人公の行動に関しての正当性の希薄さ。「アンタ、彼女救って代わりに死んじゃう人やその家族とかはどうなっちゃうの?」って感じ。そのあたりも納得出来ないなぁ…。 それにしても、題名が一番納得いかない。これが「デジャヴ」?そういう解釈もありなんでしょかね??
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