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タイトル名 |
パブリック・エネミーズ |
レビュワー |
タコ太(ぺいぺい)さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-04-03 16:43:50 |
変更日時 |
2011-04-03 16:43:50 |
レビュー内容 |
面白いのだけれど何か物足りなさを感じてしまう作品。 それは、この主人公に共感できないから。 大恐慌、世界恐慌という時代背景にあって、一部の富裕層からのみ略奪を繰り返す彼は、当時の一般民衆にとってある種のヒーローだったのかも知れないけれど、やはり犯罪者は犯罪者であって、無条件に賞賛できる訳もない。実際、彼の行った銀行強盗によって、どれだけの悲劇が引き起こされたのか計り知れない。当時、銀行強盗による被害に保険が掛けられていたのだろうか? そして、唐突過ぎる熱愛劇。確かに「運命的な出逢い」というのはあると思うし、否定などしないけれど、こうやって映像で突きつけられてしまうと逆に反発したくなってしまう。あの状況で映画に行くか?大胆不敵=能天気なのか? どうもしっくり来ない作品です。でも、決して長尺を感じさせない。流石の演出です。 |
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